イールドカーブの逆転はチキンレースの始まりを告げるのか?

未分類

2019年8月13日の夜にほんの短い時間ですが、米国の10年ものと2年ものの債券利回りが逆転したと話題になりました。FREDから取得したデータですが、同様減少が起こるとほぼ必ずリセッションが訪れたというのはここ何年間も囁かれていたことでした。

直近で同じ現象が見られたのはリーマンショックの前でした。その前はITバブル崩壊の時。いずれも株価はすとんと落ちています。

しかし、下落の前にはいくらか値上がりもしたようで、「リセッションに備えろ!」から「すぐに売るべきではない!」などといろいろな意見が飛び交っています

 

自分でモニタリングしている最小分散ポートフォリオの比率も、つい7月までは株式の比率を高めにすべきだったはずが、8月になってから株式のボラティリティの高まりとともに割合を減らすべし、というシグナルがでています。(ボラティリティの他に他のアセットとの共分散も影響します。)

下の図で、紫色の割合が大きいほど株式を多くもつのが分散を下げるPFだったのですが、直近の右端のところでは紫の色の部分は急速に割合を減らしています。

直近1年間のリターンを見てみても、米国S&P500(赤)は短期債(ピンク)とほぼ同じ程度のリターンです。一方で金や長期債の高いリターンが目立ちます。デュアルモメンタム戦略を取っていればもう少し株式が下落すれば短期債に持ち替える、という局面なのかもしれません。

とはいえ、これらは直近の成績を振り返っただけに過ぎません。8月にはいって株価がたかだか数%動いただけのことで、ここから上がるかもしれないし、下がるかもしれません。

短期的な売買を仕掛けるほどスキルがない私は余力を持ちつつまだもう少し様子を見てみようと思います。ただ、なんとしてもドローダウンを下げたいという投資家は早めに撤退したほうが致命傷を負わずに済むかもしれないですね。

コメント